前作グラップラー刃牙に登場したキャラクターと、シンクロニシティで脱獄した5名の死刑囚たちとの戦い。最大トーナメントの予測不可能な展開はさらに加速し、花山対スペック戦といった名勝負を生み出す。第1部に比べ、「恋愛」や「性」の要素が濃厚。全編に渡って、「敗北とは何か」が主題といえる。

「シンクロニシティ」とは一見、何のつながりもないような事が世界的に同時多発する現象。
このシンクロニシティが世界の凶悪犯たちの間で起こっていた。
凶悪な5人の死刑囚達が時を同じくして脱獄。バキのいる東京へと向かっていく。
「敗北を知りたい」とシンクロニシティする。
地下格闘場を仕切っている徳川光圀はこの凶悪な5人に対して
最強トーナメントに出場した5人をぶつけて、潰し合いをするよう仕掛けます。
勝つのは刃牙達なのか?凶悪な脱獄囚5人なのか?

バキも1巻~31巻の長編になっているので、読み応えタップリの内容となっております。
刃牙は愚地独歩や花山薫、烈海王、渋川剛気と共に彼らを迎え討つことに。海王の称号を持つ死刑囚ドリアンに愚地独歩や愚地克己は苦戦を強いられますが、同じく海王である烈海王がドリアンを下します。全身武器人間のヘクター・ドイルや生来の肉体の強さを武器とするスペック、オリンピック級と評される身体能力を持つシコルスキーらと戦っていく刃牙達。最凶死刑囚編~中国大擂台賽編~神の子激突編と手に汗握る分厚い内容の板垣恵介先生の世界観を堪能して頂ければ幸いです。
![]() | 価格:14,521円 |
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