舞台は、Part1『ファントムブラッド』から約50年後の1938年。

今は亡きジョナサン・ジョースターの親友で後に石油王となったロバート・E・O・スピードワゴンは、メキシコでの調査中に大量の石仮面とともに2千年もの時を眠り続ける
「柱の男」を発見し、消息を絶つ。ニューヨーク在住のジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースター(通称「ジョジョ」)はスピードワゴンの行方を追ってメキシコに向かうが、
そこで覚醒した「柱の男」サンタナと遭遇する。「柱の男」は吸血鬼をも凌駕する力と知性を持った地上最強の生物であり、圧倒的な力を持つサンタナとの交戦に際してジョセフはジョナサンから受け継いでいた太陽の力「波紋」と自身の巧妙な駆け引きを駆使し、これを制す。

スピードワゴンを救出し、ローマにも3体の「柱の男」がいることを知ったジョセフは、祖父であるジョナサンが師事したウィル・A・ツェペリの孫であるシーザー・A・ツェペリと合流し、復活した3体の「柱の男」であるワムウ、エシディシ、カーズと戦うが、サンタナを大きく上回る実力を持つ彼らに惨敗を喫する。
「柱の男」たちは波紋や太陽を克服して地上を支配するために「エイジャの赤石」と呼ばれる宝石を探しており、ジョセフは「柱の男」たちの野望を阻止するべく、シーザーとともに彼の師であるリサリサのもとで波紋の修行を積み、心身を鍛え上げられるとともに、リサリサが赤石の所有者であることを知る。修行の最終日、ジョセフは襲ってきたエシディシを成長した波紋で撃破するが、彼はリサリサの使用人であるスージーQを操って赤石を自身らのアジトがあるサンモリッツへ郵送していた。

ジョジョの奇妙な冒険ファンも多い柱の男シリーズと云っても良い位の第2部ですが(柱の男シリーズですが汗)個人的に好きで感動したのがシーザーとジョセフとの感じの悪い出会いと友情と別れです。リサリサからの波紋修行で共に切磋琢磨し友情が育まれていき、最後は解毒剤入りのピアスとバンダナと血のシャボン・・・「シーザーァアーー‼」と号泣しながら叫ぶジョセフと一緒に自分も泣きました。ウィル・Aツェペリと同じくしてジョースター家の人間の為に絶命する宿命づけられた悲運、それからのジョセフとワムウの対決で見事に勝利を収めるジョセフ。ジョジョファンの中でもシーザーはとても人気が高いキャラクターですよね。それと話しは変わりますがカーズも人気が高いですね。カーズの影武者の正体に笑いましたが、リサリサを騙まし討ちエイジャの赤石を奪い取り究極完全体になって手に負えなくなったカーズに冷や冷やしましたが、策士ジョセフの機転により火山噴火を利用して大気圏外に追放!ほっとしました。宇宙空間を彷徨うカーズ「彼は考えるのを止めた」はジョジョフリークの中ではとても知られている箇所であると個人的に感じます。読んでない方は是非とも読んでくださいませ。ジョジョフリークは読み直したりするのも良いかもです。

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