ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセーダース 荒木飛呂彦 集英社 全17巻(12 – 28巻)

Part2『戦闘潮流』から約50年後、1988年の日本から物語は始まる。

ある日突然「悪霊」にとりつかれたとして、周囲の安全のために留置場に自ら閉じこもった空条承太郎のもとに、祖父のジョセフ・ジョースターとその友人であるモハメド・アヴドゥルが訪れ、承太郎の「悪霊」の正体は精神エネルギーが具現化した「スタンド」というものだと説明する。
(アヴドゥルはマジシャンズ・レッドを見せる)

🄫荒木飛呂彦/集英社 

数年前のこと、かつてジョセフの祖父・ジョナサンと戦った吸血鬼・DIOの棺が海底から引き揚げられていた。彼はジョナサンの首から下を乗っ取り、海底で100年もの間生き延びていたのである。復活してスタンド能力を得たDIOは、スタンド使いの配下を増やして世界を支配するという野望を再び巡らせていた。アヴドゥルはジョセフ自身や承太郎にスタンドが発現したのはDIOが原因だという推測を補足する形で、DIOが奪い取ったジョナサンの肉体から血縁者同士の影響を受けたのだと承太郎に告げる。その数日後、早速承太郎はDIOに洗脳され転校という形で送り込まれたスタンド使いの刺客・花京院典明と保健室で戦闘になるが勝利し、スタープラチナで肉の芽を取り除く事で洗脳支配から解放した。

それから間もなく承太郎の母親・空条ホリィにもスタンドが発現するが、闘争本能が弱いホリィはスタンドを制御できず、ただ肉体を蝕まれるのみであった。ジョセフは承太郎に、彼女を救う方法は命が尽きるまでの推定50日以内にDIOを見つけ出して倒し、ジョナサンの肉体からの影響を断つことしかないと告げる。ジョースター家の男子は首に星形の痣があり、ジョセフの念写能力と承太郎のスタンド能力を合わせた調査、それに加えて花京院の証言から、DIOがエジプトに潜んでいることを突き止めた承太郎たちはホリィの看病をスピードワゴン財団に任せ、道中で新たな仲間としてジャン=ピエール・ポルナレフ(ポルナレフは妹を凌辱し殺害した犯人を討つ為に)加えながら、DIOの潜伏するエジプトを目指して旅に出る。

🄫荒木飛呂彦/集英社 

一方でDIOはジョースター家との因縁に決着をつけるため、タロットカードの暗示を受けた刺客のスタンド使いたちを承太郎たちに送り込む。敵は旅客機を墜落させ、無関係の一般人を犠牲にすることも厭わないため、承太郎たちは少人数で海路・陸路を行くことを選択する。香港島、インド、パキスタン、紅海を経由してエジプトに入った彼らは財団が連れてきたスタンド使いの犬・イギーを新たに仲間へ加えて戦力を増強するが、送り込まれる刺客もまた強力なスタンド使いとなっていく。それらを倒しながらアスワン、ルクソール、ギザを経由して北上し、ついに一行はカイロにてDIOの潜伏する館を発見する。ホリィの容態が急変し、残り時間も少ない状況でのことだった

一行はDIOのもとにたどり着くが、DIOの持つスタンド能力の前に一時退却を余儀なくされてしまう。これを受け一行は挟み撃ちの形を取るため承太郎とポルナレフ、花京院とジョセフの二組に別れて行動し始める。花京院の犠牲によってDIOのスタンド能力が「時を止める」能力であることを察知したジョセフは、遅れてやって来た承太郎にその事実を伝えた。それにより闘いの中で「時を止める」能力を会得した承太郎は、残ったジョセフとポルナレフも倒れて一騎討ちの激闘に陥った末、ついにDIOを撃破してホリィの救出にも成功する。ジョナサンの代から始まった、一族とDIOの100年にも渡る長き因縁に決着をつけたのだった。DIOの遺体は火葬しのだが・・・

🄫荒木飛呂彦/集英社 

ジョジョの奇妙な冒険のPART3 スターダストクルセイダースは、1部で死んだはずのDIOが100年間生きており、スタンド(幽波紋とは精神エネルギーが人型に具現化されたもの)同士の闘いがメインとなる、DIOもスタンドの力を得ており。3部の主人公は空条承太郎である。シリーズ中でも人気の作品であります。特に承太郎のスタープラチナのオラオララッシュ等、評判が良い傾向が見られます。ストーリーに関してもスタンドバトルの登場で1部と2部を凌ぐ勢いが感じられます。登場人物名も1部から洋楽のバンド名等を使用した荒木飛呂彦ワールドが炸裂していて。ファンを惹きつけるだけでなく、ストーリーのテンポも良くて読み手を飽きさせない内容の濃さであり、ジョジョの何部でも当然面白いのですが、スタンドバトルの初回として絶大な支持を得る。(ジョースター家とDIOとの100年にも渡る闘いに終止符を打つ物語なので人気なのは当たり前ですね。)台詞ひとつ取っても「つけの領収書だぜ」や「オラオラオラオラ」とか色んな台詞を今でもジョジョファンが使ったり。老ジョセフがディオを念写した時に首に星形の痣があったり(DIOの身体はジョナサンのものである)その念写等でDIOの潜伏先がエジプトだと判りDIOからの指令でエンヤ婆(息子はポルナレフの仇)の送り込む敵の数も増えそれぞれの敵がタロットカードで暗示したりしていて。ディオの潜伏するエジプトへ向かう道中で一筋縄では勝てない敵とのスタンドバトルに夢中になりました。死んだはずのDIOがまだ生きている事等の詳細は原作を読んで行けば読む手が止まらない!そこに痺れる憧れるぅっ‼



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