青い春-松本大洋-短編集(全一巻) 松本大洋著 小学館

男子校・朝日高校。不良グループはいつも屋上に集まっていた。卒業式の日、新3年生になった彼等は柵の外に立って何回手を叩けるかを競う通称「ベランダ・ゲーム」をやっていた。誰よりも多く叩いた者は学校を仕切る事が出来るが、失敗すれば校庭に真っ逆さまという伝説の根性試しゲーム。そしてその日8回という新記録を出したのは物静かな九條という男だった。しかし九條にとっては学校の仕切りもそんなゲームも無意味でどうでもいいことだった…。 

©松本大洋/小学館

新世代の不良達、それぞれの「青い春」。
松本大洋初期作品集。90〜93年の作品が7点収録されています。死んだ魚のような目をした高校男子たち。日々の鬱屈より死の実感が娯楽。すごい熱量を感じます。決して温度が高くないけど、大した熱量なのです。今は松本大洋っぽい感じを目指す漫画家さんが育っているのかもしれませんね。

青い春っていうタイトルのようにやっぱり青春でもある。これが青春バイオレンスというものだろうか。どの物語も個性的な魅力があって良いです。学校の便所の壁やドアに無数の落書き・・・退廃したムード・・・松本大洋先生の世界観に引き込まれました。
個人的には鈴木さんが好きです。是非読んでみて下さい!

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